「眼鏡と、」では、アセテートフレームのノーズパットを御客様の骨格に合わせカスタマイズしています。
海外メーカーのアセテートフレームは、オリジナルのノーズパッドが小さく我々の骨格(鼻筋)にフィットし難いことが多々あります。
掛け位置が低くなったり、顔に近すぎてマツ毛がレンズに当たったり、安定感が確保できずズレやすいなど。
レンズの処方度数を正確に活かすため、
かっこいいフレームを格好よく掛けるため、
眼鏡の印象を楽しむため、
フィッティング上、とても大切な要素です。
今まで、半月型パットはクリアカラー1択でしたが、この度カラーパットを導入したのでお選びいただけるパーツが増えました。
フレームカラーに合わせて近似色をお選びいただくことで、一体感のある仕上がりが可能です。
加工例で仕上り具合をご紹介します。
従来のクリアパットでのお仕上げ例。
フレームと鼻筋のバランスを考慮し、最適な形状や大きさ・厚みのパットをお付けします。
[クリアパット]
長所:肌馴染みが良く目立ちにくい
短所:経年劣化による黄ばみや汚れが目立つ
加工例では、茶ササのフレームカラーに合わせて近い色・柄のパットをお選びいただきました。
[カラーパット]
長所:フレームとの一体感と漂う雰囲気
短所:眼鏡の印象の中でノーズパットの存在感も強い
クリングスタイプも以前から取り扱っていますが、改めてご紹介します。
先にご紹介したパットと比べ、取り付け後も調整域がとても広くお好みのフィッティングを叶えます。
画像のパーツはフレームに穴をあけて埋め込むタイプ。
穴をあけずフレームに接着するタイプもありますが、クリングスアームパーツ側の土台が少し大きく目立つため美観の面で好きではありません。
(僕個人の主観で恐縮です。)
[クリングスタイプ]
長所:広い調整域で細かな調整が可能
短所:取り付け時にフレームに穴をあける、プラスチックフレームらしさを損なう
御客様のお好みやフレームに合わせて、一層の掛け心地の良さと美観を叶えられるように加工させていただきます。
ノーズパットのカスタマイズについては、お持ち込みフレームへの加工も可能です。
お気軽にご相談ください。
ニシダ