様々なテーマでコレクション展開される「MASAHIROMARUYAMA」製品。
アート性を眼鏡デザインに取り入れ、“デザインそのもの” を楽しむことが出来、時代に左右されることのないタイムレスな魅力を持っています。
約3年ぶりの本展では、昨秋発表された“dessin collection”の新型をはじめ、いつも当店がセレクトするモデルから初セレクトのモデルまで、通常よりも多く品揃えし皆様にご紹介いたします。
アート性あるデザインを絶妙な匙加減でカタチにする丸山氏の見事な手腕。
毎年フランスで開催される国際眼鏡展示会“シルモ展”において栄誉あるSILMO D´OR(シルモドール)を2度受賞するなど、高く評価されている誇るべき眼鏡ブランドです。
本展でセレクトしご覧いただけるコレクションをご紹介いたします。
手描きの線
ブランドのコンセプトを象徴するファーストコレクション。紙に鉛筆で線を描き出すことからMASAHIROMARUYAMAのデザインは始まります。優しく歪んだ手引きの線。この最初のコレクションではそんなラフで緩やかなスケッチラインが形になっています。
通常の完成されたプロダクトとは一線を画し、手で描いたラフデザインの要素をプロダクトにそのまま落とし込むことで生まれる未完成な造形が特徴です。
自由な組み合わせ
コラージュとは様々な素材を組み合わせる技法です。まるでコラージュ作品を作り上げるように、素材が本来持つ性質を切り離して異なるものと大胆に組み合わせることで引き出される存在感。コンビネーションフレームの新しい組み合わせ方に着目し作られたデザインです。
紙をハサミでカットするイメージをフレームに
手で描いたラフデザインの要素はそのままに、有るはずの部分が欠落している違和感を楽しめるコレクション。大胆に切り取られたスペースは心地よい違和感と軽快なアクセントを与えます。
完成したものを一度壊し、再構築する
ガラスが割れることで生まれる不規則な形からヒントを得てデザインされました。それぞれの破片は、誰も見たことのない新たな印象と雰囲気をもたらします。
金属のしなやかさ
金属をねじることで、硬い素材のしなやかさを表現。専用の治具を用いて職人の手によってひとつずつ丁寧にねじられた曲線。緩やかにツイストされた金属は、フレームを立体的に見せ重厚感を忘れさせます。
まるで落書きの様に
いたずら書きは自由で楽しい、そして時々謎めいた線です。
直接誰かの顔に走り書きされているかのように構成されたライン。
無意識の心によって作成されたそれぞれのストロークが、ひとつのデザインにまとまりました。
クラシカルでミステリアス
どこかの美術館で見た、近世の人々の情動を描いた絵画。額縁の中から溢れでる不思議な気品を再解釈し、モノクルをヒントに得た着想を現代のデザインに融合させました。過去と現代、ふたつの眼鏡が繋がったコレクション。
制作過程の中にある荒々しい美しさ
ノミと木槌で粗く削ぎ落とした跡、重ねられた土塊の隙間にできる空間、制作のために組まれた骨組み。 彫刻が創られる風景の中にある様々な要素から練り上げられたコレクション。
修復された陶磁器の不規則なライン
割れた陶磁器を美しく生まれ変わらせるKintsugiを眼鏡デザインに落とし込みました。
Kintsugiのラインがフレームに新しい空間をもたらします。また、Kintsugiはわび・さびの精神の表れでもあります。わび・さびの見た目の美しさと、美しさを見出す心も表現しています。
MASAHIROMARUYAMA の世界に浸る3日間。
すでに御愛用中の方から気になっている方まで、是非 この機会にマサヒロマルヤマ製品をご覧ください。
イベント:展示受注販売会
日 時:2024.3. 1 fri- 3. 3 sun
場 所:眼鏡と、
特 記:商品により納期を頂戴する場合があります