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眼も、定期健診のスゝメ

“眼のColumn(コラム)”のタイトル画像

1年に一度、自分の身体を知る健康診断は とても大切ですよね。

 

でも 「眼」の健康診断は忘れがちという方も多いようです。

 

40代からは、1~2年に一度は定期的な診察を受けることをおすすめいたします。

 

身体同様に「眼」の健康も意識し“知る”ことが大切。

 

 

眼科勤務経験があるゆえ30代から年1で受診していましたが、ここ8年ほど受けていませんでした。

50代になり、より一層の身体の管理を行うべく昨年から再び定期受診を始めました。

 

昨年は、僕の希望で視野検査も実施してもらいました。

一般的には、「OCT(光干渉断層計)検査」と「診察」というメニューだと思います。

 

[OCT検査とは]

光干渉断層計という検査機器を使用して網膜の断層画像を撮影する検査です。

従来の診察や眼底検査だけではできなかった網膜の断面を観察ができるようになり、網膜疾患、黄斑部病変の診断が今までとは比較にならないほど正確に下せるようになりました。

 

 

OCT検査の測定は、機械内に映る視標を見ておくだけなので痛みも怖さもありませんので御安心を。

眼の構造と眼底写真

眼の構造の “視神経乳頭と黄斑(中心窩)” の断層画像がOCT検査で観察できます。

 

また、診察で眼科医が瞳(黒目)を特殊な機械(眼底鏡)でのぞきこむと下の画像のような景色が見えます。

これが眼底(目の奥)で網膜のことです。

 

眼の構造と照らし合わせてみるとわかりやすいです。

 

*日本眼科学会様のホームページより画像をお借りしました

眼の構造と眼底写真

僕のOCT画像もご紹介します。

 

先の眼底写真を参考にするとOCT画像内の“視神経乳頭と黄斑(中心窩)”が映っていることがわかりますよね。

 

僕の眼は「問題なし」の結果です。

疾患毎に画像の見方は違うのかもしれませんが、黄斑部に赤い部分がないことが正常のようです。

(詳しいことはわかりません)

OCT(光干渉断層計)検査の結果①

モノクロ画像では、黒く映る部分があった場合には何かしらの異常を示すようです。

画像下が黄斑部付近の断層画像。

OCT(光干渉断層計)検査の結果②

このような画像診断が行えるOCT検査を受けることで、自身の眼の現状を知ることが出来ます。

診察の際、ドクターが直接眼底も見てくれるので安心感も得られます。

気になることは、どんどん質問すれば良いと思いますよ。

 費用も3割負担ならば、窓口負担は千~二千円程度です。

 

 

 

セルフチェック方法について

眼の疾患を早期発見するために出来るセルフチェック方法のひとつをご紹介します。

 

◎アムスラーチャート

このようなアムスラーチャートを使用するチェック方法。

黒ベース、白ベースの2種類がありますが、どちらでも良いので用意します。

(画像を取得し印刷、もしくはタブレット等の大きめの画面に映します)

 

① 目から30cm位チェックシートを離します。(メガネ・コンタクトレンズは装用したまま)

② 片目ずつ、格子の中央の黒点(白点)を見る。

“線がゆがむ” “中心が見えない” “一部が欠けて見える” など、見え方に異常を感じたらスグに眼科専門医を受診。

 

最初、チャートを用意する手間はありますが、最も手軽にできるチェックです。

僕も数か月に一度、思い立った時に実施しています。

現在、中高年の失明原因として

 

1位は緑内障

2位は糖尿病網膜症

網膜色素変性症、加齢黄班変性がそれに続きます。

 

緑内障や糖尿病性網膜症、加齢黄斑変性は早期発見・早期治療で進行を遅らせ失明を防ぐことができるようになってきているようです。

 

長い人生、健康に楽しく過ごすためにも眼の健康は非常に重要です。

 

是非、眼の定期健診をおすすめいたします。

 

 

ニシダ

 

 

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